人生そのものがファンキーなミュージシャン【ウィリアム・”ブーツィー”・コリンズ(William “Bootsy” Collins)】
ジェームス・ブラウン(James Brown)、ジョージ・クリントン(George Clinton)とファンク(Funk)の王道を一筋に渡り歩き、ファンキー(Funky)という言葉が最も似合う最高のベーシスト!
そして私が最初に大ファンになったベーシスト、ウィリアム・”ブーツィー”・コリンズ(William “Bootsy” Collins)!!
ベースギターが超ド派手で、星形のサングラス★!格好、存在自体がファンキー!
ウィリアム・”ブーツィー”・コリンズは1951年にアメリカ合衆国のオハイオ州シンシナティーで生まれる。
最初は兄フェルプス・”キャットフィッシュ”・コリンズ(Phelps “Catfish” Collins)の影響でギターとベースを弾き始めたが、14歳頃から地元のクラブなどで兄と一緒に演奏する事が多くなり、自然に兄がギター、ブーツィーがベースとなったようだ。
1970年にジェームス・ブラウンからバックバンドの依頼が舞い込み、それから正式にジェームス・ブラウンのバックバンドとして活動をおこなうようになった。
後にこのジェームス・ブラウンのバックバンドをJB’sと名付けられた。
約2年間程JB’sに在籍し、1972年頃からジョージ・クリントンの誘いを受け、P-FUNKという異様で新しいファンク・ミュージックを演奏するパーラメント(Parliament)、ファンカデリック(Funkadelic)で活動をおこなう。
その後も自ら立ち上げたブーツィーズ・ラバーバンド(Bootsy’s Rubber Band)やソロでも活動もおこなうが、P-FUNKの色が強く影響された音になっている。
1997年にアメリカへ音楽で貢献した功績者に与えられる『ロックの殿堂』入りもしている。
現在も音楽界の第一線で活躍し、ソロアルバムを続々とリリースしている。
またスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)をはじめとした人気HIPHOPアーティストとも頻繁にコラボしている。
これは本当かどうかわからないが噂ではブーツィーはスヌープの叔父であるとか。
本当かなー??
彼のベーススタイルは、JB’sの時代に培った、これぞFUNKといったベースライン、音色、リズム感。そしてP-FUNKの影響で生まれた彼独特のうねるようなグルーブ感、そしてワウワウとした音感である。
2017年10月に「WORLD WIDE FUNK」という最新アルバムをリリースし、ファンキーなブーツィー・コリンズは健在である。

ウィリアム・”ブーツィー”・コリンズ(William “Bootsy” Collins)